地金 その2
古くから愛知県の三河地区で親しまれてきた地金は、県の天然記念物に指定されています。
その伝統を次世代に伝えるべく務めている「四尾の地金保存会」。
55枚にも及ぶたたき池の中には、美しい地金たちの泳ぎ回る姿が・・・。
地金のトレードマークはX型の尾ビレ。
基準としていちばん大切なことは、体長と体高の比が当歳で100対65、2歳や親では100対60に近くあることだそうです。
次に色彩で、口紅、胸ビレ、腹ビレ、しりビレ、尾ビレ、もしくは頬が濃い紅色で、他は純白であることがあげられます。
他にも細かい基準がありますが、以上の条件が前提となるそうです。
地金を作り出すためには、調色という特殊な作業が必要で、具体的には鱗をはいで赤い部分を白くするのです。
調色の時期を見極めたりすることや技術など、長年の経験がないとなかなか出来ることではありません。
基準が厳しく、特別な技法を要する地金を守り続けることは決して楽ではないでしょう。
